全国社会人サッカー選手権長野県大会準決勝 FCマツセロナ戦 試合結果

大田がハットトリックを達成。全社長野県大会、決勝進出へ

本日の対戦相手はFCマツセロナ。天皇杯予選で敗戦した相手にアルティスタはキックオフ直後から積極的に圧力を掛け、主導権を握る。キックオフから僅か6分、この日の先制点も前回対戦同様に大田の右足から生まれた。GK田中のロングボールに中盤で岡田が競り勝ち、流したボールに大田が反応。GKとの1対1を冷静に制し、先制に成功。その後も右サイドの鈴木のクロスから決定的な場面を迎えるが追加点には至らず。そして、迎えた30分。相手ゴールキックを鈴木が相手コートへ大きく跳ね返したボールに大田が走り込み豪快に右足を振り抜く。ドライブ回転の掛かったボールがゴールネットに突き刺さり待望の追加点を挙げる。しかし、前半終了間際には中盤でのセカンドボールを繋がれ失点。後半に入っても嫌な時間帯も続くが、粘り強くゲームを進める。そして、後半22分には山田のマイナスのボールに清水がシュート、一度は相手GKに防がれるか、こぼれ球を大田が押し込み、ハットトリックを達成。そのまま3-1でゲームを終了させ、前回悔しい思いをさせられた相手から勝利を奪取、来月16日に開催される全国社会人サッカー選手権長野県大会決勝へと駒を進めた。

試合後監督コメント

<本日の試合を振り返って>
天皇杯予選の敗戦から、チーム力が上がったことを本日の試合で結果として示す事ができ、良かったと思います。ただ、本日も失点もしてしまいましたし、細かな部分の精度であったり集中力が持続しなかったりとまだまだ改善すべき課題も出たゲームだったかと思います。

<前半終了間際に失点し、ハーフタイムにはどのような指示を送りましたか>
失点の場面に関してはチームとしてやろうとしている事、切り替わった瞬間からボールホルダーにプレスに行くことはできていましたが、簡単に剥がされてしまい、失点に繋がってしまいました。ハーフタイム、選手には足先だけでプレーするのではなく、しっかりと正対する、球際に強く行く、組織で動くという事を再度、確認し伝えました。

<大田選手の2得点目は見事なゴールだったかと思いますが振り返っていただけますか>
本当に得点感覚に優れており、彼の身体能力の高さを見せつけた素晴らしい得点で、頼もしい存在であることも証明してくれました。しかし、得点するだけではなく、それ以外の所でももっともっと精度を上げて行って欲しいと思います。