第61回全国社会人サッカー選手権長野県大会 準々決勝 リベルタス千曲FC戦 試合結果

3-0の快勝も…勝って兜の緒を締める
第61回全国社会人サッカー選手権長野県大会 準々決勝 リベルタス千曲FC戦

パルセイロ戦で見つかった課題と収穫を持ち帰り、
この1週間、非常にハードなトレーニングに取り組んできた選手たちは
長野県1部リーグに所属する「リベルタス千曲FC」との一戦に臨んだ。
決して万全とは言い難いのが現状だが、それでも一戦一戦勝利に貪欲になり、全力で戦っていかなければならない。
試合前のMTG、指揮官が言い放った言葉でチーム全体が一気に引き締まった。

「ファン・サポーターの方々はアルティスタの勝利を信じ、GWの貴重な時間を使って見にきてくださっている」
「そこで我々が見せるべきは、80分間全力で戦う姿だろう」

カテゴリーの差なんて関係ない。
千曲まで駆けつけてくださったファン・サポーターのためにも
勝利を掴むために、選手たちはピッチに飛び出して行った。

立ち上がりから猛攻を仕掛けるアルティスタは、2シャドーの15板橋、14宮嵜を中心に積極的にシュートを放つ。
相手はロングボール1本で裏を狙うサッカーを展開してきたが、強固な守備陣が自由を与えない。
前半中盤に差し掛かった頃、果敢な仕掛けが功を奏し、コーナーキックを獲得。
キッカーの宮嵜から放たれたインスイング気味のボールは、4中澤の頭上を通り越し、ファーに待ち構えていた13木村がドンピシャで合わせ、今季初ゴールを記録。
お馴染みのゴリラヘッドが炸裂した。

その後、勢いに乗ったアルティスタは、同じシチュエーションからまたまた木村が貴重な追加点を叩き込み、前半を2-0で折り返す。

後半、更に攻勢を強めたアルティスタは、らしさ全開の縦に早い攻撃から、8小林が左足を振り抜きダメ押しの3点目を挙げる。
その後は安定した守りを見せ、最終スコア3-0で危なげなく試合を終わらせた。

再来週は約1ヶ月ぶりにリーグ戦が再開。
アウェイ石川・根上に乗り込んでのゲームとなります。
今回の勝利を価値のあるものにすべく、更なる進化を追い求め、
トレーニングに取り組んでまいります。
応援よろしくお願いいたします！

試合後監督コメント

GWの貴重な時間をアルティスタ浅間に時間を割いて
選手を後押し頂き感謝を申し上げます。
試合全体を通して、一言で「雑」。
パルセイロさんとの良いゲーム体感した後に
これだけ乱雑な試合をしてしまうことは、まだまだ精神的に未熟なのだと痛感させられました。
戦術、やり方で解決できるのは限られているので
一人ひとりが課題を克服するために努力が必要と選手たちには伝えました。
次節までの時間、こだわりのあるトレーニングを繰り返します。