HFL第2節 '05加茂FC戦 試合結果

5発快勝！平成最後の試合を勝利で飾る

今季初のリーグアウェイ戦、まず最初にチャンスを迎えたのは'05加茂FC。開始早々にディフェンスラインの裏のスペースを突かれ、決定的な場面を迎えるがGK田中が好守を見せ、得点は許さない。そして、先制点は前試合に続き、早い時間帯に生まれる。相手ディフェンスラインの背後に飛び出した大田の低く早いクロスに岡田がどんぴしゃりのタイミングで頭で合わせ、待望の先制点を記録。33分にはボールを持った岡田がドリブルで切れ込み、相手DFに倒されPKを獲得。このPKを喜屋武が冷静に沈め2-0とする。更に37分にはこちらも最終ラインの背後に今度は近藤が抜け出し、GKを引き寄せ、岡田へパスを供給。岡田がこれを難なく蹴りこみ3-0として前半を終える。後半に入ってもアルティスタ優位にゲームを進める中、追加点を奪えないまま迎えた68分。アルティスタのCKは一度相手にクリアされるがそのこぼれ球を久保田が前線に供給、これにいち早く反応した大田がボレーで合わせ4-0。真後ろから来たハイボールをダイレクトで合わせる非常に難しいシュートであった。そして、とどめのゴールは88分。大田が相手PAへとドリブルで侵入、相手DFに倒され再びPKを獲得。これを大田自ら冷静に決め、5-0として試合を決定付けた。DF陣もミスからピンチを招くシーンはあったが最後は身体を張り、開幕戦に続いて無失点を記録。前回のFCマツセロナ戦の嫌な流れを断ち切ったアルティスタ。続く、全国社会人サッカー選手権長野県大会へ繋がる大きな勝利を挙げた。

試合後監督コメント

<本日の試合を振り返って>
FCマツセロナ戦の敗戦から2週間経ち、前回できていなかった部分を上手く修正ができたかと思います。その結果が無失点、5得点に繋がったと思います。

<具体的に修正できた部分はどんなところですか>
一番良かったのはディフェンスの部分です。今まで中途半端にしかプレスに行けなかった所が、はっきりとボールに行けるようになったこと。そこに連動して全体が動けるようになり、良いボール奪取から得点に結びつける事ができたかと思います。

<5得点、攻撃の部分に関して振り返りをお願いします>
5得点に関してはもちろん良い結果だとは思いますが、実際には後4点、5点取れる試合であったことも事実かと思います。この北信越リーグは点を取れる試合にどれだけ決められるか、得失点差が大きな意味を持つことは選手も理解しているかと思います。そこを決めきる、精度を上げていくにはトレーニングを積むしかないので、5得点に満足せずに細部を突き詰めて行きたいと思います。