長野県サッカー選手権大会3回戦信州大学サッカー部戦 試合結果

一発勝負の天皇杯初戦。本大会に向けて。

強風が吹き荒れる曇り空の松本市あがた運動運動公園多目的広場。アルティスタ浅間は長野県サッカー選手権大会3回戦を迎えた。アルティスタ浅間にとっては初戦となる相手は信州大学サッカー部。スターティングメンバーは開幕戦から2人変更し、#6大槻・#23橋村が今シーズン初スタメンを飾った。試合は9分#11高貝のパスから#23橋村が相手GKとの1対1を冷静に決めて先制。幸先のいい先制点を奪う。しかしその後は風の影響と初戦という固さからか中々アルティスタ浅間ペースで試合を進めることができない。17分#13木村のクロスから#11高貝が合わすも相手DFのブロックに合ってしまう。31分#14玉林のロングパスから#23橋村がペナルティーエリアに切り込むも相手DFに防がれてしまう。前半は中々見せ場を見せられないも1点リードで折り返す。雨も降り始めてきた悪天候の後半は奪われてもすぐに奪い返すを徹底したアルティスタ浅間が徐々に試合のペースをつかむ。38分#9飯島がFKを直接もゴール右に惜しくも外れてしまう。55分には#11高貝のパスから#13木村が左足で強烈なシュートをするも外れてしまう。それでも56分#17関戸が裏に抜け出し、中に折り返し相手DFに防がれるもこぼれ球を#9飯島が左足で股抜きシュートを決め追加点。2点にリードを広げる。その後は中々シュートまで持ち込めないものも#20鈴木・#25工藤を中心としたディフェンスラインが相手にチャンスを与えず無失点で試合終了。4月4日の準々決勝へ駒を進めた。今回の試合では多くの課題がでたアルティスタ浅間。この課題を早急に修正していくことが必要だろう。

試合後監督コメント

強風と雨が混ざった悪天候の中、観戦に駆けつけて頂いたファン、サポーターの皆様に心から感謝いたします。
まずは一つ階段を上がれたことは率直にうれしく思いますし、戦い切ってくれた選手たちには感謝しています。しかしながら、観ている方には少し満足できない試合になってしまったと残念に思います。
一人一人がポジションを取るスピードを上げることや、ある程度のプレッシャーの中でもボールを受けて判断できる力はもっと鍛錬が必要です。
選手たちはもっとうまくなりたい、観ている人の心を動かしたいというベースは持っているので
また一週間しっかりと準備をして、準々決勝に臨みたいと思います。