第29回長野県サッカー選手権大会　準決勝 vsAC長野パルセイロ　試合結果

第29回長野県サッカー選手権大会準決勝、スコアは1-3と同点に追いつくも惜しくも敗れた。

本試合ではJ3リーグ所属のAC長野パルセイロと対戦した。

アルティスタ浅間は前半6分に相手のパスによって中央を崩され先制を許した。しかしアルティスタ浅間の選手は切り替え、果敢にゴール前へ攻めた。またこれ以上の失点は阻止したい中、守護神21藤森が相手のヘディングシュートをファインセーブし、ゴールネットを守った。チーム全体が勢いづき、前半17分には24松本がカットインして切りこむとPKを獲得。キッカーは7東城。冷静に右足で流し込み、同点弾を決めた。相手がボールを保持する時間が続くものの両者譲らず後半へ。後半からはAC長野パルセイロの猛攻が強まった。そのような中70分からは守備ラインの強度の差を痛感させられた。79分には相手15が左サイドをドリブルで突破し、ゴール前で相手17が右足を振り抜き、勝ち越される。アディショナルタイムに入り、猛攻が止め切れず、中央から押し込まれた展開の中で相手13に追加点を許した。試合結果は1-3で敗戦が決まった。

しかしこの試合も変わらず全員が献身的にかつ、球際や走力で負けないようにプレーをすることはできていただろう。対峙する相手がプロ選手ではあったが、それぞれの選手が持つ力を存分に発揮し戦い抜いた。チームは敗れたが試合内容を振り返ると、チーム、個人が高いレベルに通用したもの、しなかったものが明確になった濃いゲームだった。そして得点を奪えたことは大きな収穫だっただろう。アルティスタ浅間のチームスタイルがプロチーム相手に得点を生んだのは間違いなく次のリーグ戦への自信となっただろう。

リーグ戦はまだまだこれから。次週4/28(日)は首位JAPAN.S.Cとの対戦を敵地で迎える。アルティスタ浅間が目指すサッカースタイルを自信持って貫き、首位相手にどう仕掛けるか。負けられない戦いはまだまだ続く。この悔しさは次戦のピッチで晴らせるよう今週もトレーニングに励んでいく。

引き続き皆様のご支援と熱いご声援をよろしくお願いします！

試合後監督コメント

今日も、多くのファン、サポーター、またスポンサーの皆様にも応援に駆けつけて頂き感謝を申し上げます。
試合前には、東信地域の誇りとなれるよう我々のフットボールで勝利を目指そうと伝えました。
選手達は、惜しみなくファイトしてくれましたし、緊張感あるフィールドでも勇気を持って戦い抜いてくれました。私自身、彼らを誇りに思います。
ただ、惜しいでは今までと変わらない結果でした。どんな形であれ勝利に結びつけられなかったことを悔やみます。
今回のパルセイロさんとの対戦で得たものは本当に大きく我々を成長させてくれるものでした。
強度、精度、スピード、どれをとっても現状のトレーニングでは体感できない事でした。
この基準をトレーニングに持ち帰り、更なる鍛錬を積み上げたいと思います。
次節は、リーグ戦首位チームとの対戦ですし、ここでの勝点はホームで勝利することの何倍も価値があります。改めて良い準備をして、挑みたいと思います。