全国社会人サッカー選手権大会 北信越代表決定戦 vs 福井ユナイテッドFC戦 試合結果

さあ、鹿児島へ行こう、みんなで行こう！

連戦2日目の試合、昨日の天候と一転、気温も上がり、選手のコンディションは…そんな心配は杞憂に終わった。全国社会人サッカー選手権 北信越代表権を掛けた一戦は福井ボールでキックオフ。まず最初に決定機を迎えたのは福井、コーナーキックからヘディングで合わせられたシュートはポストに弾かれる。ここから浅間のカウンターが炸裂する。このピンチを何とか防ぎ、前線で大田が溜めを作る、そして、大田のパスに抜け出した喜屋武が相手GKに倒されPKを獲得。このPKを確実に決め、先制に成功。ピンチをチャンスに、見事な攻撃であった。続く、25分には右サイドに流れた大田からのボールに中央に走り込んだ近藤が合わせ2-0。更に、前半終了間際には大田が見事なループシュートを決め、3-0。守備陣もポストに助けられるシーンを2度作られるなどピンチも迎えるが、3-0として前半を終了。しかし、後半開始早々に失点、福井の攻撃を受ける時間帯が続くが、古巣対戦となった吉内を中心に耐え抜く。それでも、終盤に直接FKを決められ1点差に。緊迫した試合となったが、このゲームに終止符を打ったのは途中出場の山田哲也。後半アディショナルタイムに自らドリブルで持ち上がり、利き足ではない右足から放たれた魂の一発がゴールネットを揺らし、4-2。宿敵福井を破り、10月に鹿児島県で開催される本大会への切符を獲得。大会前に柿本監督が「ここを乗り越え更に逞しくなって長野へと帰ってきたい」と言う言葉通り、確かな手応えを得た浅間。ただ、まだ通過点。その手応えを確かなものへと変えるべく更に強く、前へ、歩みを進めよう。全ては昇格の為に。

試合後監督コメント

昨日、本日、連戦ではありましたが選手たちが本当に最後まで強い気持ちを持って闘ってくれました。今までトレーニングを積んできた事を全て出してくれた選手を誇りに思います。ただ、これで昇格が決まった訳ではないですし、通過点でしかないので、しっかり全国大会に向けて準備をする事。そして、またリーグ最終戦で福井と対戦する事になるので、それまでしっかりと準備、上積みをして行けるよう取り組んでいきたいと思います。

<ファン・サポーターへのメッセージ>
まず、連日会場で声援を送って下さった皆様、本当にありがとうございました。初日からPK戦など、決して簡単な試合ではありませんでしたし、皆様の声援が間違いなく我々の背中を押してくれたと思います。全国大会は鹿児島という遠い地ではありますが、我々の活躍に期待をしていただきたいと思います。リーグ戦を含めて、皆様に良いニュースを届ける事ができるよう頑張りますので、引き続きよろしくお願いいたします。