HFL第12節 JAPAN.S.C戦 試合結果

難敵相手に貴重な勝ち点1を獲得、優勝への望みを繋いだ。

今年のリーグ戦も残り3節。優勝するため一戦も落とせない戦いが続く。 今節の相手はJAPAN.S.C。決して油断は出来ない相手だ。豪雨と雷雨の影響で50分遅れでキックオフ。これが吉と出るか凶とでるか。試合開始からボールを後方から繋いで攻撃を仕掛けていく浅間。対するJAPANはロングボールを多用し浅間の裏のスペースを突いてくる。 お互い攻め合う中、最初に大きなチャンスを迎えたのはJAPAN。8分、ゴール25m前から放たれたシュートはクロスバーに直撃。難を逃れた浅間だが悪い流れを立ちきれず、1分後相手のコーナーキックから失点。セカンドボールを確実にクリアできずに許した先制点だった。試合後埴田監督も語った様に、セットプレーの守備に綻びが出た瞬間であった。初めて先制点を許した展開、浅間の反撃に期待がかかる。浅間はサイドから攻撃を仕掛けていく。積極的に#7岡田、#26加倉を裏に走らせ、サイドからのクロスを中心にJAPANゴールに迫っていく。29分にはセットプレーから#2長谷がヘディングを放つもクロスバーに嫌われる。31分には裏に抜け出した#14岡本がシュート。これは惜しくもゴール右隅に外れる。徐々に得点の匂いが漂い出した浅間だが、前半は同点にすることができず、後半の巻き返しに期待を残す。後半、雨も強くなりだしボールを繋ぐことが難しくなってきた浅間。それでも繋ぐところは繋ぎ、ロングボールで裏への簡単な攻撃も試みて、何本かシュートを放つもなかなか得点が奪えない。57分#11塩沢を投入。前半から続けてきたサイド攻撃に厚みをもたらせていく 。71分にはゴール前の混戦から#11塩沢がシュート。これは惜しくもゴール右に外れる。ピッチに水溜りが出来始め、ここからはロングボール中心の攻めに切り替えた浅間。#7岡田、#11塩沢をターゲットになんとかして同点弾をもぎ取りにいく。そして迎えたアディッショナルタイム。#31吉内からのロングボールに反応した浅間の選手達。相手キーパーのミスを誘い、#7岡田が執念の同点弾を上げる。ここで負けるわけにはいかない。その思いが通じた貴重な同点弾であった。 残す時間で一気に逆転を狙いにいく浅間イレブンだったが、ここでタイムアップ。豪雨の中、難敵相手にアウェイで勝ち点1 負けていたら優勝への望みが大きく失うところだっただけに、この勝ち点1は相当大きい物となった。次節はホーム最終戦。そして#11塩沢の現役最後のホームゲーム。応援してくれている全てのファン、サポーターそして#11塩沢へ有終の美を。

試合後監督コメント

<強い雨の中ゲームでした、どのようなプランを？>
雨だからとやり方は変えず、グラウンドコンディションも悪くなかったのでボールを動かせるとこは動かしていこうと。
ただ相手の裏へのロングボールはしっかり対応していこうと伝えました。

<ボールを持てた前半、良かった点と悪かった点は？>
ボールは持てたので、もっとゴール前でのシーンを増やせてたら良かったです。前半のうちに追いつけたらもっと違う展開になったかなと思います。

<勝ちきれなかったゲーム、全体を通してのチームの課題は？>
流れの中からでは無くセットプレーからの失点なので、そこは課題かなと。ここまでの2失点ともにセットプレーからの失点なので、しっかりと改善していきたいです。

<次節はホーム最終戦、意気込みとファンサポーターへ一言よろしくお願いします。>
まずこの悪天候の中、アウェイ新潟までお越しいただいたファン、サポーターの皆様ありがとうございました。いつも我の力になりとても心強いです。次節はホーム最終戦、そして塩沢選手のホームラストマッチということで沢山の方にご来場頂けると思っております。
全員で戦い、必ず勝ち点3を獲得します。応援よろしくお願いします。